悲しみは胸に抱きしめて　巡り来る喜び重ねていこう

此処に来た思い　戻れない自尊心
誤魔化したくはない　諦めたくない

目をつぶる心に広がる海
永遠になる波、子守唄

君想う　海の見えぬ街で
月明かり　懐かし　いつか帰ろ

夢栄え　小さな花を見て　風に立つ阿壇のようになれと
遠い日の記憶を辿って　君と唄い踊る十五夜の下

盛り土の上に書かれた輪の中で
戦いは裸でする物と知った

数知れぬ涙は何処に向かう
永久に溶け込む　誰も知るものはない

途切れないように　必死で口ずさんだ唄は
いつの日か託された伝言
甘い黒砂糖　閉じこめ続けた思いは
時を越え　あなたに届け

耳にすむ　麗しシマ言葉　声高く笑う皺くちゃな顔
遠い日の記憶を辿って　君と唄い踊る十五夜の下

又拝も　来年の今頃　節や水車　巡り逢わそ

太鼓が響く
大地が揺れる
星が息潜める夜に

盛り土の（土俵の）--島の豊年祭は相撲の取り組みが有る