英助、こんなんができましたんや。『オトン』や!!
文章でもない、漫画でもないその中間を「漫文」と名付けたのは前のことや。
今度はな、川柳みたいにオチのある、しゃれのある詩を書きたいんや。
「オカン」の詩みたいに、
。。。。。。。。
オカンにアカンといわれたら
どないもでけへんのや
。。。。。。。。。
という具合にな。これは詩でもない、川柳でもないその中間の「詩川」「詩柳」、どっちやねん。
いい呼び名を考えてーなー!!
<山彦:「漫詩」でーどうやー。>
俺が書いた96番目の詩が「オトン」や。『漫詩』や。
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『漫詩』 96「オトン」
擦り切れた下駄をはいて
鉢巻をして
そこらの屋台で
安もんのドテ焼きを肴に
熱燗のコップ酒をキューと
飲んでいるのがオトン
ネクタイ締めて
背広を着て
金の腕時計をして
ピカピカの皮靴はいて
高級料理屋で
横におなごはん置いて
すっぽん料理を食べているのがオトウサン
“さ”があるオトンと
“さ”がないオトンと
どうして、こないに違うねん
これは“差”があり過ぎや
フリムン徳さん
(常識を越えた新しいジャンルを暗中模索のフリムン)